７／１９ ＪＤＣ　Ｃ級戦　墨田産業会館

「一応、親孝行？！」

この日はいつもに増してとても緊張していました。
それも当日の１週間くらい前から、
試合を想像してはおなかが痛い日々！
なぜなら、珍しくうちの両親が応援に来てくれるというのです。

両親が応援に来てくれたのは、競技を始めた頃に１回だけ、
しかも２次予選で敗退してしまい、せっかく来てくれたのに
良いところを全く見せられなかったという、苦い思い出。

あれから約３年。ちょっとは上達した（はずだ）し、
今度こそ良いところを見せたい！！
と、勝手にプレッシャーを感じまくっていたのでした。
こんなに小心者の私が、なぜ、こんなにプレッシャーが
つきのもみたいなスポ−ツをしているのだろう……
と、こんな時つくづく思ったりします。

さて当日、この日の集合時間は１６時３０、
朝遅いのはいいけど、当然とても落ち着いていられるはずもなく
いつものように朝早いほうがよっぽどマシと思いました。
（いつもは早い早いと文句言ってるくせに）

そして更に私の緊張を後押しする事態が…。
両親が「友達を連れて行く！」とか言っています。
この言葉で私のお腹はますます痛くなったのでした。

会場に着き辺りを見回すと、上手そうな若い選手がちらほら…
不安になりつつ準備を始めました。
同じスタジオの長谷川組や、練習場で一緒になるカップル、
前の教室で一緒だった古性組など、馴染みの顔に会い、
ちょっと緊張がほぐれました。
それに、いつもわざわざ朝から応援に来てくれるけいぽん、
みなさん応援していただき、ありがとうございました。
（古性組に至っては同じＣ級戦のライバルにも関わらず…）

予選直前、両親が友達を連れて現われ、
私の緊張はピ−クに…（汗汗汗）
とにかくもう頑張るしかないと開き直り、予選に挑みました。

が、踊り出してみると、案外みんなが応援してくれているのが
聞こえ、以外にも（？）楽しく踊ることができました、
ただし出来はいまいちでしたが…。（相変わらず）

一次予選、二次予選、準決と順調に進み、
決勝にＵＰした事がわかった時はホントにホッと一安心しました。

今まで、順調にここまで進んできましたが、
ＪＢＤＦには出場しない私達から見ると、ＪＤＣは若者も多く、
ここで通用するのかという不安を持っていたのです。

とりあえず、これで面目は立ったよな（父母に対して）と、
決勝は気楽な気持ちで頑張りました。
みんなの声援が耳に入り、自然に笑顔で踊ることが出来ました。
競技会で自然に笑顔で踊れたのって、もしかしたら
この時初めてかもしれない…。（いつもはひきつり笑顔）

まあ、出来はさておき、決勝入りできた＆楽しく踊れて、
晴れ晴れした気分で決勝を終えました。
高校生くらいの若いカップルもいて、予選でも
彼らがずっと１位通過でしたし、他にも高得点の組がいたので
結果はあまり期待していませんでした。

が、なんと優勝のコ−ルで私達の番号が！！
思わぬ嬉しい結果に慌ててフロアに出たのでした。
挨拶なんかも不慣れなため、なんだかあちこちにペコペコして、
非常に格好悪い優勝者なのでした。（挨拶も練習しなきゃな−…）

この結果には、父母そのお友達も、大喜びしてくれて、
ちょっとは親孝行できたかな、と、いつもに増して嬉しかったです。

父は後日、撮ってくれたビデオを編集してくれ、なぜか
そのビデオが（父母の）ダンス仲間に出回る始末。（やめてぇ〜）
ともかく、本当に良かった！もっと上達したら、また呼ぶからね！

ちなみに、この日初めて「奨学金」なるものをいただきました♪
思わず、記念に使わずとっておく私なのでした！